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 徳島県土の約7割を占める森林地域は、温暖で多雨である地域特性を生かし、県南部を中心に森林施業が古くから盛んであった。伐倒した木材の運搬は木材流送や、馬などの動物、森林鉄道(徳島県では祖谷山林道)、現在では自動車といった運搬方法に変遷されていった。林業用の自動車道である林道は林業従事者の通勤路、木材の運搬のほか、周辺林地の施業に主眼を置いた道路であり、縦横の波形線形や、路線の要所に林業作業施設を併設しているなどの市街地の道路には見られない特徴が見られる。
 県内には総延長87.7kmの日本一の長さを持つ剣山スーパー林道(現在は市町道)が存在する。起点は上勝町殿川内にあり、神山町、美馬市を通過し、終点は那賀町木頭北川に連絡している。剣山スーパー林道の開設は、森林開発公団により昭和47年の着工から昭和60年の竣工にかけて13年間にわたり総工事費124億2千9百万円をかけて実施されているが、この林道はもともと剣山と石鎚山を結ぶスカイラインとしての構想があった。スカイライン構想の実現は叶わなかったが、沿線の森林施業や森林レクリエーション等に供する道路として県内外の多くの人に利用されている。植物の垂直分帯における落葉広葉樹林帯にあたる標高1,100mから1,300m付近は絶景であり、紅葉シーズンに是非一度、訪れては如何でしょうか。
 右側に掲載した写真は、那賀町木沢奥槍戸付近である。中央の山の家から順に「次郎笈」「剣山」を撮影した。

(森林部門 森林土木)

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