当会について

会長あいさつ

徳島県技術士会会長 菊池昭宏(技術士 建設部門)

徳島県技術士会は、会員の品位と実力を高め、かつ会員相互の連絡協力を密にし、お互いの親睦を図り、後進を導き技術士業務の啓発、発展および県内技術の進展に寄与することを目的とした専門技術者集団です。

私は、2021年6月の定期総会において、新しく会長に選任されました菊池でございます。これまでの活動を踏襲するとともに「新しい活動スタイル」を模索しながら会の活動を活性化させ、部門横断的な“学び”による会員個々の技術レベルの向上(T型、Π型人材)を図りたいと考えております。至らない点も多々あると思いますが、皆さまのご理解、ご支援、ご協力を仰ぎながら、与えられた任期を精一杯務めたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

昭和42年8月に会員数12名で発足した当会は、平成29年8月に「創立50周年」という大きな節目を迎え、現在では、15部門に会員数188名を数えるまでになりました。これまでに、広報、修習技術者支援、阿南高専出前講座、ホームページ、事業の5つの常設委員会ならびに、商工、建設、女性、青年の4つの部会が組織され、各委員会及び部会が「技術士」の知名度向上に資する活動を精力的に行ってまいりました。また、令和元年12月には、徳島県海部郡美波町と「大規模災害に係る事前復興まちづくり及び被災箇所への助言に関する協定」を締結し、防災・減災に係る活動の場を得ることになりました。そんな矢先、「新型コロナウイルス感染症」が世界に瞬く間に拡大し、現在も、日本ならびに世界が新型コロナウイルス災禍にあります。当会も、感染拡大防止の観点から、令和2年度に予定されていた多くの活動を自粛せざるを得ませんでした。

さて、今回のコロナ禍は、我々に「ウイズ(ポスト)コロナ」社会をつくるための“行動変容”~“意識変容”を行わせる契機となりました。当会としても、新しい時代に対応した活動スタイルを模索していこうと考えております。まず手始めにWeb理事会から試行し、オンラインセミナー、オンライン出前講座などICTを活用した新たな活動スタイルも導入し、会員の皆さまの資質向上に有用な情報が提供できるよう取り組んでまいります。役員一同力を合わせて徳島県技術士会の持続的発展に努めてまいる所存であります。

最後になりましたが、一日も早い「新型コロナウイルス感染症」の終息ならびに、徳島県技術士会会員の皆さまのご健勝・ご多幸を祈念いたしまして、私の会長就任のご挨拶とさせていただきます。

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