自由・交流・技術向上・技術者支援・社会貢献 徳島県技術士会

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新着情報

今回写真で紹介するのは、猪ノ鼻道路です。猪ノ鼻道路は、徳島県と香川県の県境、猪ノ鼻峠に位置し、徳島県三好市池田町と香川県三豊市財田町を結ぶ延長8.4kmの道路で、平成15年に事業化されてから17年の月日を経て、令和2年12月13日、開通しました。山沿いに峠を越えるため急なカーブや坂道が多く、斜面災害も多かった現道を、トンネルや橋梁によるバイパス形式で結ぶことにより、より早く、安全で、快適なルートになりました。初日は開通式も開催され、早く通ろうとたくさんの車が並ぶなど、地域の大きな期待が感じられた1日でした。

普段何気なく通る道路ですが、自動車、自転車、歩行者が円滑に通行するための交通機能のほか、電気・ガス・水道・下水道・電話線などのライフライン収容、災害時の避難路、火災時の延焼防止などの空間機能、土地利用や市街地形成を促進する土地利用誘導機能など、たくさんの役割を担っています。近所の小道から高速道路まで、種類も様々ですが、共通するのは老朽化。上の写真からもわかりますが、道路は山を切削したり、橋梁を設置したり、トンネルを設置したりして形作られ、また標識や照明、転落防止柵、信号など多くの附属物も設置されていますが、昭和40年代までの高度成長期に作られた多くの道路は、手をこまねいていると寿命を迎えてしまいます。このため、点検、補修を繰り返し、道路の寿命を延ばす、様々な取り組みが進められています。

こんな道路ですが、将来はどうなっていくのでしょうか。マイカーを持たなくとも便利に移動できるもモビリティーサービスMaasや自動運転の進展、ドローンへの転換など、使い方は大きく変わっていきそうです。普段通っている道路を眺めながら、30年後の風景を想像してみるのも、面白いかもしれません。