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トップページを更新しました(衛生工学部門建築物環境衛生管理)

 今年の夏は連日のように猛暑日が続き、全国的に記録的な高温となりました。また、局地的な大雨をもたらす線状降水帯も複数発生しています。気象庁の「異常気象分析検討会」では、これらの異常気象は地球温暖化の影響によるものと指摘し、警鐘を鳴らしています。地球温暖化の対策として,我が国では2050年までにカーボンニュートラルの実現を目指しています。そこで、比較的導入しやすく省エネ効果を得ることできる、シーリングファンを紹介いたします。
 シーリングファンとは,天井に取り付けるタイプの送風機のことで少ない消費電力で運転が可能です。写真は,オフィスに設置されたシーリングファンです。みなさんは、夏場のオフィスで「室内が暑くて集中できない」や逆に「エアコンの吹出し口近くで寒い」などの経験はありませんか。
 それらの問題は、シーリングファンにより改善できます。シーリングファンをエアコンの間に配置しオフィス全体に風を循環させることで、エアコンから出る冷たい風が直接あたることを防ぎ,柔らかい風を感じる快適な職場空間を実現します。気流を感じることで体感温度が下がり、設定温度を上げることが可能です。
 建物条件や空調条件等で異なりますが、一般的な数値として室温を1℃上昇させることで約10%の消費電力量が削減されます。そのため、消費電力の少ないシーリングファンを運転しても総電力量は削減され省エネルギー化を実現します。
 シーリングファンは夏場だけでなく、冬の暖房時でも効果的です。天井付近に集まる暖かい空気をオフィス内に拡散させ、エアコンの効果を高めることに役立ちます。さらに、照明機能が備わったシーリングファンライトもあります。おしゃれな空間を演出できるため,ワンランク上のインテリアとしてもおすすめです。
 みなさんもシーリングファンを取り付けて,エアコンの効果を高め,省エネを実現しつつ、暑い夏や寒い冬を快適に過ごしませんか。なお、エアコンのフィルターが詰まっていると冷暖房の能力が低下し無駄な電気を使うことになりますので、エアコンフィルターの定期的な清掃もお忘れなく。快適なカーボンニュートラルを目指しましょう。

(衛生工学部門 建築物環境衛生管理)

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